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★7月10日(月)


夜のコメント   今日のAIRランキング

みなさん、こんばんは。

今日は、機械受注が市場予想よりも強かったので、これをきっかけに後場一段高になりました。
市場予想は-5.3%前後でしたが、今回は前月比-2.1%でした。

最近、機械受注統計は非常に良い数値になっていますが、これは設備投資が旺盛なことが背景になっています。

この1つの原因が、金利引き上げです。

金利の引き上げ前に、設備投資を行い、金利負担を低く抑えようという意図があります。
雑誌等を見ると、この金利引き上げをきっかけに株価はまた上昇トレンドに入るという見方もありました。

金利の引き上げは、短期的には株価にはマイナスですが、中長期的にはプラスです。日本経済が好調なので、金利を引き上げるためです。

ゼロ金利でなくなるのは、実に5年ぶりになります。そのため、これからいろいろな影響が出てくると思います。特に有利子負債の多い会社は、マイナス評価される要因になるので、銘柄選びの際には有利子負債比率は見ておいた方が良いかもしれません。

今日は、ゼロ金利になってしまったきっかけを簡単に書きたいと思います。

これを語るには、まず1985年まで遡る必要があります。

1985年、アメリカは不景気と貿易赤字に苦しんでいました。
そこでG5(先進5カ国蔵相・中央銀行総裁会議)で、ドル安になるように5カ国に働きかけ、各国ともこの案を合意しました。(プラザ合意)

これをきっかけに85年当時、$1=240円だった、円の価値が、87年には120円まで程度になるという猛烈なスピードで円高が進んでいきました。

この円高のため、輸出産業から経営不振になり、日本経済全体にマイナスの影響が出てしまいました。いわゆる「円高不況」です。

この不況を防ぐために、日銀は86年1月から87年2月にかけて公定歩合を5%から一気に2.5%まで引き下げました。
金利が下がり、世の中にお金が出回るようになり、景気が徐々に回復していきました。

普通、景気が良くなって、お金の量が増えると、日銀は公定歩合を引き上げます。しかし、この時、日銀は公定歩合を引き上げませんでした。

これが間違っていました。

余ったお金は、土地や株に向かい始め、土地と株の値段は、どんどん上がっていきました。いわゆる財テクブームです。

当時、「地価は、絶対に下がりしない」という土地神話がありました。
戦後からずっと、土地の値段は上がり続けていたためです。

土地の値段が上がるから買う、買うから上がるという、ことでどんどん地価は上がっていきました。
株価も同じです。

このような状態になると、「借金してでも、土地や株を買え!」という風潮になります。

銀行では、お金を貸す際に土地を担保にして貸しますが、どんどん上がっていく地価をベースにお金を貸し、そのお金でまた土地を買い、ということを繰り返しが続きました。

そして、地価や株価に何の裏づけもない実態からかけ離れた高い値段が付けられていったのです。
これがバブルです。(資産インフレ)

このバブル潰しをするために、政府は90年より「不動産総量規制」を実施しました。
これは、不動産投資のため、融資できるお金は一定内のお金だけで、それ以上、土地を買う目的でお金を貸していけない」という内容のものです。

つまり、土地が上がる原因となった資金源を絶ったわけです。
そして、公定歩合も2.5%から6%に引き上げました。

こうなると、借金している人は金利の支払いが大変なので、多少、損しても良いから売ってしまえと考えます。みんな売るから下がるということで、地価と株価、ゴルフ会員権、美術品などの値段は下がり続けました。

土地を担保にお金を貸した銀行も大変でした。
お金を借りた人が破産して、借金を返済できない場合、銀行は担保の土地をお金に変えるわけですが、担保の地価が既に下がっているので、銀行も、大きな損を抱えることになったわけです。
これが不良債権です。

このような悪循環を回復させようと、日銀は公定歩合ゼロ、金利0%、量的緩和まで続けました。

そして、バブル崩壊から実に15年以上も経過して、ようやくゼロ金利という異常な状態から脱却できたわけです。

以上、分かっているようで、なかなか説明できないバブルの原因とゼロ金利までの流れを簡単に説明しました。

現在は、ようやく長い不況を脱し、明るい状態に入ってきました。雇用の増加がなにより、その傾向を物語っていると思います。

いまNY市場と連動している相場展開になっていますが、そろそろ連動しなくなるかもしれません。アメリカは景気減速懸念ですけど、日本はこれからですからね(^^)

とりあえず今日は以上です。

7月10日  株式投資ランキング



朝のコメント   今日のAIRランキング

みなさん、おはようございます。
日本では金利引き上げ決定、アメリカでは株価が下がっていたので、今日はちょっと厳しい展開になるかもしれません。
ただ、下げたところは、買いチャンスであることには変わりなしです。

今日の株価材料(新聞など・8―10日)米株反落、米景気減速の思惑で
▽米国株、大幅反落 NY円は大幅続伸、米景気減速の思惑で
▽NY原油、続落 早朝時間外で過去最高値更新も
▽米雇用拡大に減速感 6月の非農業部門、市場予測下回る(日経、8日)
▽米AMDと3Mが業績見通しを下方修正(日経夕刊、8日)
▽景気、民需で回復持続――経済財政白書原案(日経)
▽クレセゾンと静岡銀、カード会社を共同設立(日経)
▽三井住友海、10日から損保販売など全店停止(各紙、以上9日)
▽基礎収支、2011年度に黒字――骨太方針2006(各紙)
▽定期預金金利上げ相次ぐ――新生銀は普通預金金利上げ(各紙)
▽米GM、日産自・ルノーと提携交渉入り決定(各紙)
▽07年度の実質成長率2%程度に――政府経済見通し改定(日経)
▽三菱東京UFJ銀、中国で過大融資 罰金28億円支払う(日経)
▽ネット専業証券、口座純増数1年ぶり低水準――6月、株価下落基調が影響(日経)
▽東証、韓国取引所と協定締結(日経)
▽松下、拡大路線鮮明に――薄型TV販売年1兆円目指す、新社長会見(日経)
▽NTTドコモ、06年上半期の携帯電話純増数が2半期ぶり首位(日経)
▽ホンダ、パキスタンで二輪車生産強化(日経)
▽ファミリーM、北海道に初出店で全国チェーンに(日経)
▽ユニーと伊藤忠、婦人服ブランド共通開発――9月販売(日経)
▽NEC、ソフト外注先100社に――関係深め囲い込み(日経)
▽大ガス、空調・発電同時にできる新システムを発表へ(日経)
▽神戸鋼、軽量の鉄材開発――エンジン弁バネ軽くし燃費効率向上(日経)
▽東洋紡、電子部品の受託生産撤退(日経)
▽中堅航空機関連メーカー、ボーイング「787」生産開始に向け相次ぎ設備投資(日経)
▽東エレク、4―6月の受注高が過去最高水準に(日経)
▽ニッセン、12月通期の純利益を下方修正 年配当2円減(日経)
▽菱鉛筆、6月中間期経常益が上振れの可能性――北米で新製品好調(日経)
▽ヤハマ発、東南アジアの販売堅調で6月中間期営業益15%増に(日経)
▽東急ストア、3―5月期の経常益21%増の11億円(日経)
▽象印、5月中間期の営業益横ばい――円安などが利益の伸び抑制(日経)
▽住金、業績見通し発表を四半期開示に一本化へ(日経、以上8日)
▽サニックス6店を3カ月営業停止 うそ言って工事勧誘(各紙)


7月10日  株式投資ランキング




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